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- ID:
- 38172
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0412
- 見出し:
- 【奈良発 輝く】徳田銘木 「自然木」生かす 最適加工と独自のセンス
- 新聞名:
- SankeiBiz
- 元UR(アドレス):
- http://www.sankeibiz.jp/business/news/170413/bsc1704130500007-n1.htm
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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高級木材である吉野杉や吉野桧をはじめ、多彩な樹種の自然木・天然木を製造・販売する奈良県黒滝村の徳田銘木。
本社に併設されている鉄骨造り3階建ての広大な倉庫には、さまざまな銘木が整然と並んでいる。
ストックは3万本
銘木は、いずれも形状や色、木目などの珍しさや希少性から珍重され、昔から数寄屋建築や茶室などに使われてきた。
中でも、皮を剥いで木の表面を磨くなど、必要最小限の加工をしただけの用材は「自然木(しぜんぼく)」と呼ばれる。
元の木の形状をできるだけ変えずに商品化されたものだが、どれも「こ
んな木もあるのか」と驚かされるものばかりだ
山の傾斜地で育ったため、グニャリと曲がった「曲がり丸太」。
皮を剥ぎ、磨き上げられた丸太は乳白色で艶(つや)があり、象牙のような印象だ
1本なのに、赤茶色と白の木がウネウネと絡み合ったような木、キノコが生えているようなコブのある木、ゴツゴツとあちこちから太い枝が飛び出し、1人では抱えきれないほど巨大な木…。
これぞ自然が創り出した芸術品と言いたくなる木々が並ぶ様は、壮観の一言に尽きる。
原木は山から直接切り出すほか、木材市場に行って仕入れることもある。
最もふさわしい方法で加工することで、銘木を生み出す
「原木のままの形を生かすのか、カットするのか、製材すべきなのか。
スタッフが原木を見て、商品になるとこうなる、というのが見えてくる。
独自のセンス、才能と経験だ」と徳田浩社長(59)は言う
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