1. HOME
  2. 木の情報発信基地Top
  3. 7.木材林業
  4. 木材、木工ニュースアーカイブTop
  5.  
    ID:
    38123
    年:
    2017
    月日:
    0407
    見出し:
    [驚愕]21世紀の現代でも「木」で作られる新車がある!
    新聞名:
    毎日新聞
    元UR(アドレス):
    https://mainichi.jp/articles/20170406/ctp/00m/020/002000c
    写真:
    【写真】
    記事
    1936年から変わらぬ製造方法を貫いている  クルマは鉄でできているものというか、作るもの。
    木でできたクルマなんて、子どものおもちゃじやあるまいし、と思うかもしれない。
    じつはあるのだ。
    しかも21世紀の現代においてだ。
    ご存じの方もいるかもしれないが、モーガンは伝統的にフレームに木を使っている。  最新モデルのエアロ8ではさすがに内装の一部などに使用するのみだが、1936年から作り続けられている4/4は今でもフレームは木製だ。
    そもそも1936年に登場したクルマが今でも新車で作られていること自体、驚愕すべきことではあるが……  以前、某メーカーの伝説的エンジニアにクルマを開発していて一番驚いたことはなにか? と聞いたら「高度経済成長のとき、鉄を使うことこそが美徳とされて我々はドンドン使っていたのに、新車のモーガンが木で作られているのを見てビックリというか、ガックリした」と苦笑いしていた。
    それほど木でクルマを作ると いうのは常識外のことといっていいだろう。  ただし、1900年代初頭の自動車創生期にはクルマは木で作られるのは当たり前だった。
    自動車はもともと馬車にエンジンを載せたものだっただけに、木でフレームやボディなどが作られているのは当たり前ではあったのだ。
    実際、コーチビルダーと呼ばれるボディ架装メーカーは、馬車を扱っているところが多か った。  戦前期の日本車でも同様で、やはり馬車の延長線であった時代があり、試行錯誤のうえ、木でフレームやボディを作ったりする。  高性能化が進むと、当然のことだが、木ではパワーに絶えられなくなるし、耐久性にも欠けるのが問題になっていく。
    次第に鉄でシャーシなどを作るようになったが、剛性の関係ないボディの一部は木で作られ続け、現在でもローズウッドなどのウッドパネルはその名残りと言っていい fff:

▲目次に戻る

創業1911年 
587-0042 大阪府堺市美原区木材通1-11-13 TEL:072-361-5501 FAX:072-362-3341
お問い合わせ  著作権・サイト関係  サイトマップ  迷子になった場合  V6.0
©2021 中川木材産業オンラインショップ  All Rights Reserved.