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- ID:
- 38115
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0405
- 見出し:
- 木材ふんだん、駅ナカ喫茶新装 JR和知、京大院生デザイン
- 新聞名:
- 京都新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20170406000048
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
京都府京丹波町本庄のJR和知駅舎内の喫茶店「山ゆり」がこのほど、内装を大幅に変えてリニューアルオープンした。
京都大大学院の学生がデザインを担当し、木をふんだんに使ったスペースに生まれ変わった。
「山ゆり」はもともと、電車を待つ人たちや住民の憩いの場として、1986年にログハウス風の建物を駅前に建てて始まった。
99年に駅構内に移ったが、人口や駅利用者が減少して経営が悪化。
何度も事業者が変わった。
2012年にも閉店の危機を迎えたが、住民でつくる和知駅前活性化委員会が運営を
引き受け、現在に至る。
リニューアルは、駅前の活性化や利用者の増加を目指す、府などの駅再生プロジェクトアクションプランの一環で、総工事費は約740万円。
改修案は、和知地域の活性化に協力している京都大大学院建築学専攻神吉研究室(神吉紀世子教授)の学生たちが手掛けた。
駅前の風景を見ながらコーヒーが飲める、窓に面した席を新たに設け、奥には大きな棚を置いて本や花を飾った。
床も張り替え、外にはウッドデッキも付けた。
委員会代表の野間重次郎さん(86)は「若い感性のおかげで明るい雰囲気になった。
駅前をもっともっと元気にしていければ」と願う。
営業は午前8時~午後6時。
日曜は午前8時から正午まで。
11月~3月は午後5時まで。
TEL0771(84)1019
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