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- ID:
- 38031
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0329
- 見出し:
- 内外テクノス/森林管理の国際認証取得/東京五輪関連受注へ責任ある木材調達推
進 [2017年3月28 ...
- 新聞名:
- 日刊建設工業新聞社
- 元UR(アドレス):
- https://www.decn.co.jp/?p=90027
- 写真:
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- 記事
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大林組グループで建装・商事事業を手掛ける内外テクノス(東京都新宿区、春日晴紀社長)は、建装事業で主力の木材技術を生かした提案活動を強化する。
2日に、国際的な森林認証制度「FSC認証」を取得した。
2020年東京五輪関連施設の整備では、木材の調達基準で持続可能性に配慮すること
が条件の一つとされており、調達から製品加工まで一貫体制の構築により、他社との差別化を図る。
FSC認証の取得は木造作工事業者で初という
同社は、一次加工された製材品を埼玉県ふじみ野市にある自社工場で受け入れ、熟練した職人が化粧板や内装用下地、天井板などの製品に加工・組み立てを行っている。
建装事業の売上高はここ数年、80億~90億円で推移しており、商事事業を合わせた総売上高は17年3月期に850億~860億
円を見込む
今回取得したのは、FSC認証のうち、CoC(加工・流通過程)認証。
認証された森林から産出された林産物の適切な加工・流通を認証する制度で、最終製品になるまでの間に木材や木材由来の製品の加工を行う製造業者やそれらを扱う商社が対象となる
建設が進む新国立競技場(東京都新宿区)をはじめ、東京五輪関連施設の整備では木材を積極的に活用する方針が打ち出されている。
FSC認証材は、東京五輪関連施設の木材調達で適合度が高いとされており、今回の認証取得を弾みに受注を伸ばしていきたい考えだ。
世界的な森林管理の別の
認証プログラム「PEFC認証」の取得も今夏に予定しているという
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