v11.0
- ID:
- 37996
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0324
- 見出し:
- 馬の運搬力に驚き 伊那で木材搬出の講習会
- 新聞名:
- 信濃毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170324/KT170323SJI090009000.php
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
長野県伊那市のますみケ丘平地林で23日、木材の搬出技術を学ぶ講習会があった。
間伐材の有効活用に目を向けてもらおうと県上伊那地方事務所(伊那市)が主催し、中南信地方を中心に山の管理者ら約60人が参加。
馬が資材を運ぶ「馬搬(ばはん)」の実演もあった。
伊那市高遠町の横山晴樹さん(39)が飼うオーストリア原産種の牡馬「ビンゴ」が実演。
参加者は横山さんに教わり、間伐された4メートルほどのヒノキ数本をビンゴにつないだ鉄板に載せ、金具やワイヤで固定した。
ビンゴが一気に斜面を下ると、「速い、速い」と驚きの声を上げた。
講習後は、持参したニン
ジンをビンゴに与えてねぎらった。
ビンゴは2年ほど前から、県内外の依頼を受けて田を耕す馬耕(ばこう)や馬搬をしている。
一度に最大で400キロ分ほどを運べるという。
馬搬は重機を使った場合と比べて地面が荒れにくく、林間を通り抜けられるなどの利点があるといい、横山さんは「一つの里山に1頭いるといいかもしれない。
興味を持っ
た子どもたちが森に入るきっかけにもなる」と話していた
fff: