v11.0
- ID:
- 37957
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0320
- 見出し:
- 米ぬかにニガリ… 木材チップ活用 独自農法考案
- 新聞名:
- チューリップテレビ公式サイト
- 元UR(アドレス):
- http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20170320173608
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- 記事
-
ごみとなる木材チップに米ぬかやニガリをまぜるだけです
そんな独自の製法で堆肥をつくる一風変わった有機栽培農法の講習会が、19日砺波市で開かれました。
19日、砺波市で開かれた堆肥づくりの講習会
独自の製法を説明しているのは砺波市で造園業を営む寺井謙裕(てらい・けんゆう)さん(65)です
「ごみとなる木材チップを使った肥料が、こちらです。
白くなっている部分が菌が働いている証拠。
ふわふわになってます。
」(安倍記者)
寺井さんの堆肥作りはとてもシンプルです
庭木のせん定や建築現場からゴミとして出る木材チップを10トンごとに購入
そこに、米ぬか、ヨウリン、薄めたニガリを特定の割合でまきます
あとは、表面を少し混ぜるだけ
2カ月ほど放置すれば発酵が進み、堆肥として使用可能です
ポイントは、この、白くなった部分
キノコ菌が発生している証拠です
米ぬかなどが微生物のエサになり、微生物の働きで木材チップの分解が進行
有機物を構成する『炭素』が循環し植物の栄養分につながるといいます
寺井さんインタ講習会に参加したのは県内外の農業関係者だけでなく、庭の手入れを請け負うシルバー人材センターや建築業者も、ゴミの有効活用を見据えて熱心に聞き入っていました。
参加者インタ寺井さんはこの農法を専門誌などで発表していて、多くの人に広げたいとしています
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