v11.0
- ID:
- 37945
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0319
- 見出し:
- 木のスプーン、母の愛 下呂市で製作会
- 新聞名:
- 岐阜新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.gifu-np.co.jp/hot/20170319/201703191104_11105.shtml
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- 記事
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子どもの離乳食に木製のスプーンを使ってもらおうと、下呂市萩原町のNPO法人楽々会(酒井ミユキ代表)が17日、同町萩原の十六館でスプーンの製作会を開いた。
市内の母親が、子どもの成長を願って手作業でスプーンを作った。
赤ちゃんが初めて口にする「ファーストスプーン」に木を使うことで木育を推進する。
高齢者の暮らしを支援する同法人が、高齢者と子どものふれあいの場を提供する目的もある。
市内の親子8組とお年寄りら約40人が参加した。
講師に趣味で木工品を作っている同市小坂町大島の岡崎昌彦さん(69)を迎え、岡崎さんが形にした地元のヤマザクラの木のスプーンに、母親らが木片でクルミをつぶし、その油を塗る仕上げの作業をした。
作業中は、お年寄りが、赤ちゃんを抱っこするなどしてあやしていた。
参加した同市萩原町萩原の主婦志冨典子さん(35)は「木製スプーンは子どもに持たせても安心で、優しい感じがする」と話した。
生後8カ月の翔琉ちゃんもお気に入りの様子で、完成したばかりのスプーンで離乳食をおいしそうに食べた
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