v11.0
- ID:
- 37871
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0309
- 見出し:
- バス停に次世代木材
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/local/kochi/news/20170308-OYTNT50087.html
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- 記事
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◇高知 県産杉のCLT
海外では高層ビルにも使われている次世代木材「CLT(直交集成板)」を構造材として活用したバス停待合所が高知市長浜に完成した。
CLTを使ったバス停は四国で初めてで、9日から利用される。
完成したのは、とさでん交通の長浜車庫バス停待合所(約3.15メートル四方、高さ約2.6メートル)。
柱などの構造材に県内産杉を使ったCLTを用いた。
CLTは強度や耐火性に優れ、塩害にも強いという。
事業費は約700万円。
CLTの普及促進に向けた県の補助金を受けて、同社が整備を進めた。
段差のないデザインで、県産ヒノキの手すりやベンチを設置するなど高齢者に配慮した。
壁面にガラスを採用し、周囲から視認性が高い。
県木材産業振興課の担当者は「CLTの普及で林業活性化につなげたい」と話す。
バス停は桂浜への路線の途中にあり、とさでん交通の担当者は「県内外の観光客に
CLTの良さを知ってもらい、市民に末永く愛されるバス停になれば」と話している
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