v11.0
- ID:
- 37838
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0306
- 見出し:
- 木材の現場に密着 日田で親子らツアー
- 新聞名:
- 大分合同新聞
- 元UR(アドレス):
- https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/03/06/JD0055529115
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
住宅メーカーの顧客を対象にした森林ツアーが、日田市内の市有林地や製材所であった。
木を育てる山林の現場や製材所を見学し、木造建築への関心を高めてもらおうと、市内の木材関係団体でつくる「顔の見える家づくり推進協議会」(会長・瀬戸亨一郎日田木材協同組合理事長)が「タマホーム」(東
京)と合同で初めて開いた。
ツアーは2月中旬に2日間あり、福岡、佐賀両県などから親子35人が参加。
タマホームがマイホームを建築したり、購入を検討している参加者を募った。
一行は木材工業団地「ウッドコンビナート」(東有田)の原木市場を見学後、萩尾公園の市有林地(北友田)を訪れた。
チェーンソーで木を伐採する現場
を間近で見学し、杉、ヒノキ、山桜の苗を植えた
製材工場「日田十条」(石井)では、瀬戸会長が丸太を建築用材に加工する様子や木材の乾燥用ボイラーなどを説明。
燃料に解体家屋の廃材を使っていることを紹介し、「植林して40~50年かけて木を育て、家の建材として同じくらいの年月利用する。
建て替え時には燃料にもなる。
木はものすごく長い時
間使える貴重なものだということを知ってほしい」と伝えた
最近棟上げした福岡県久留米市の会社員田中稔さん(38)は「どこも初めて見る現場で、木の性質や乾燥方法を知れてよかった。
マイホームにさらに愛着が湧いた」と話していた
参加者は古い町並みの残る豆田町や日田杉資料館(南友田町)なども見学した
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