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- ID:
- 37827
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0304
- 見出し:
- 仙北・門脇木材がバイオマス発電参入へ 端材や樹皮を燃料に
- 新聞名:
- 秋田魁新報
- 元UR(アドレス):
- http://www.sakigake.jp/news/article/20170304AK0015/
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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秋田県仙北市田沢湖の門脇木材(門脇桂孝社長)が、廃棄物処理・リサイクル大手のタケエイ(東京都港区)と協業し、大仙市協和で木質バイオマス発電事業に乗り出す。
両者が共同出資した「秋田グリーン電力」が発電所を運営。
門脇木材の子会社「秋田バイオマスチップ」が燃料用チップを供給する
発電開始は2019年2月を予定している。
発電所は大仙市協和の門脇木材協和工場に隣接する秋田バイオマスチップの敷地内に建設する。
敷地面積は1万3千平方メートルで、今年10月ごろ着工予定。
最大出力は7千キロワット、年間発電量は一般家庭約1万5千世帯分に相当する5500万キロワット時。
総事業費25億円
発電した電気は固定価格買い取り制度(FIT)で東北電力に売電するほか、小売電気事業者に販売する予定。
タケエイは電力小売事業への参入も模索している。
タケエイは1967年創業。
77年に「武栄建設興業」として株式会社化、88年に現社名となった。
2013年に木質バイオマス発電事業に参入。
現在、青森県平川市、岩手県花巻市で地元企業と連携しながら発電所を稼働している。
福島県田村市、神奈川県横須賀市でも整備を進めており、大仙市の事業
は国内5例目となる
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