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    ID:
    37725
    年:
    2017
    月日:
    0226
    見出し:
    林業期待の次世代木材
    新聞名:
    読売新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.yomiuri.co.jp/osaka/feature/CO023571/20170226-OYTAT50021.html
    写真:
    【写真】
    記事
    鉄筋コンクリート造並みの耐震性を可能にした次世代木材「CLT(直交集成板)」が、国内林業復活の「切り札」として期待を集めている。
    日本有数の木材産地・岡山県真庭市にできた国内初のCLT専用工場を訪ねた。
    (鷲尾有司)  蒜山高原でも知られる真庭市は、中国山地のほぼ中央に位置する。  工場は昨春、地元の建材会社「銘建工業」が稼働させた。
    一歩踏み入れると、山積みになった巨大な木のかたまりが眼前に迫ってきた。
    こんな大きな木材は見たことがない  CLTはスギやヒノキなどの小さな板を、繊維の向きを互い違いにして貼り合わせ、強く固めた木材だ。
    ここでは最大で長さ12メートル、幅3メートル、厚さ27センチのものを製造できる。  長さ10メートルのスギの板が、ベルトコンベヤー上で動き出した。
    「すぐ出来上がりますよ」。
    工場長の山本哲さん(34)の言葉通り、機械が素早く接着剤を塗りつけ、上から別の板が重ねられる。
    1時間ほどプレス機で圧縮すると、重厚なCLTが誕生した。  ファストフード店の建材になるという。
    「重そうですね」と尋ねると、「コンクリートの約5分の1。
    軽い分、工事も簡単なんです」と山本さんは誇らしげに語った。  CLTは1990年代にヨーロッパで開発され、オーストリア、イタリアなど森林の多い国で8~9階の木造ビルが建てられている。
    カナダでは18階建ての学生寮が建設中という。  日本では2014年に第1号の3階建て社員寮が高知県に登場したばかりだが、長崎・ハウステンボスの2階建てホテル、神戸ハーバーランドのバス休憩所、高知県四万十町の研修用宿泊施設など約40棟ができ、裾野は広がりつつある。
    真庭市も、来春完成予定の小学校やこども園の校園舎で採用した fff:

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