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- ID:
- 37652
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0222
- 見出し:
- 木製の教訓碑建て替えへ 防災考えるきっかけに
- 新聞名:
- 岩手日報
- 元UR(アドレス):
- http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/news.cgi?hi=20170219_1
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- 【写真】
- 記事
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大槌町出身で千葉科学大危機管理学部2年の吉田優作さん(20)と大槌高生、同町安渡古学校地区の住民は18日、2013年に建立した木碑の建て替えに向けたワークショップを開いた。
千年に1度といわれる大津波の再来まで命を守る教訓を伝えるため、あえて朽ち果てる木製の碑を建て、世代を超え
て建て替え続けることで子孫を救おうとした日から4年。
既に震災の風化が進む中、参加者は3月11日に行う初の建て替えに向け、決意を新たにした。
同町安渡の仮設住宅集会所で開催し、同校復興研究会の生徒や地域住民ら約30人が参加。
皆で作ったひっつみを味わった後、新たな木碑に刻む言葉を考えた。
吉田さんは「木碑を建て替えるだけではなく、ともに考えることが大切だ。
自分たちで作り上げることに意味がある」とワークショップの意義を説いた。
参加者は「震災前日に戻れたら、自分に何を伝えるか」をテーマに「自分で判断してすぐに逃げろ」「自分の命があってこそ人の命を助けられる」などと意見を出し合った
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