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    ID:
    37182
    年:
    2016
    月日:
    1225
    見出し:
    高等技専に木材提供 とかちの木で家をつくる会 帯広
    新聞名:
    十勝毎日新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.tokachi.co.jp/news/201612/20161225-0025488.php
    写真:
    【写真】
    記事
     とかちの木で家をつくる会(瀬上晃彦会長、26会員)は今年度から、製材過程で不用となった地場産カラマツなどの木材を、道立帯広高等技術専門学院(山本厚志学院長)に無償提供している。
    学院生が実習で使い、地域一体での人材育成を進めている。 提供された地場産のカラマツを使い、訓練に励む学院生  同学院は建築大工や家具・建具職人などを育成し、修了生は地元工務店などに就職している。  訓練では年間約100本の製材を使用するが、十分ではなく、学院生が建てた模擬家屋の廃棄材なども活用していた。
    廃材加工作業は学院生が行うため、実習時間が短くなる課題もあった。  この現状を知った同会が会員に呼び掛け、製材過程で出る端材を提供することに。
    同会は管内の木材・製材業や工務店などで構成され、カラマツ材を使った住宅づくりなど「地材地消」を進めている。  第1弾として、11月に2トントラック3台分を提供し、12月から建築技術科の訓練で使用を開始。
    木材の組み合わせに必要な「ほぞ穴」などの基礎訓練のほか、技能五輪出場に向けた練習にも使う予定  提供を受けたカラマツは建物の内装に使うことが多く、これまで同学院ではほとんど扱っていなかった。
    同科の細川紀幸科長は「カラマツは粘りがあまりないなど木の特徴も勉強できる」と効果を説明する。  今後も木材提供を続ける考えの瀬上会長は「地元の木材を使って技術を学んだ若い人材が増えれば、業界の活性化につながる」と期待する。
    山本学院長は「木材提供はありがたい。
    人材育成という形で、地元に還元したい」と話す fff:

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