v11.0
- ID:
- 36755
- 年:
- 2016
- 月日:
- 1101
- 見出し:
- 「祖父岳線」が全線開通 12・7キロ林道 木材運搬経路を確保
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20161101/CK2016110102000042.html
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- 【写真】
- 記事
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富山市八尾町で整備が進められていた森林基幹道「祖父岳線」が三十一日、全線開通し、同町桂原の祖父岳トンネル桂原口で開通式が開かれた。
祖父岳線は主に同町の西松瀬、谷折、大玉生の三集落を結ぶ総延長一二・七キロの林道。
森林組合や林業従事者による木材の集積、運搬の経路を確保するため、一九九〇年に着工された。
起点となる同町西松瀬から終点の同町大玉生間までは、祖父岳トンネル(五百二十五メートル)を除いて二
〇〇九年に工事が完了していた。
祖父岳トンネルの開通で全線が直結した。
総事業費は約四十七億円。
トンネル開通で、同町桂原と同町谷折間での車移動は、それまで迂回(うかい)していたルートより十五分以上の短縮が期待できる。
式では石井隆一知事などがテープカットで全線開通を祝い、「木材資源の調達や地域の人にとっても生活を変える道になる」と期待していた
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