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- ID:
- 36564
- 年:
- 2016
- 月日:
- 1011
- 見出し:
- 三島に「木材市場」開設 県森林組合連合会、奥会津の林業活性化へ
- 新聞名:
- 福島民友
- 元UR(アドレス):
- http://www.minyu-net.com/news/news/FM20161012-118636.php
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- 記事
-
県森林組合連合会は11日、三島町桧原に木材の集積、販売拠点となる「会津共販三島市場」を開設した。
ふくしま森林再生事業などで木材出荷が活発化する中、市場機能を新たに整備し、奥会津の林業活性化につなげる。
奥会津に市場を新設することで、建築材や燃料用チップなどとして利用する木材の安定的な供給を目指す。
地元木材の集積や運送費の削減、運送時間の短縮などの効果が期待されている。
大型木製パネル「CLT」(直交集成板)や、木質バイオマスへの対応も念頭に置いている。
市場は、会津若松地方、会津北部、西会津町の各森林組合でつくる会津地方森林組合林業振興協議会が管理運営する。
取り扱うのはスギやキリ、カラマツなどで、1度の市場で300~500立方メートル程度の木材が売買される見通し
同協議会はこれまで、会津若松市強清水地区の会津共販所で5~11月、月に1回木材販売などを行ってきたが、今月と来月は試験的に三島町で市場を開催する。
来年度以降の共販所と三島市場との関係性については今後検討する。
11日は開設記念式典も行われ、会津若松地方森林組合の武田春男代表理事組合長が「会津の木材を求める動きは広がっている。
今後も協力をお願いしたい」とあいさつ。
伊藤純一県会津農林事務所長、樋口一雄会津森林管理署長、矢沢源成三島町長が祝辞を述べた
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