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- ID:
- 36226
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0830
- 見出し:
- チェーンソー大会 18年から青森県定期開催
- 新聞名:
- 北海道新聞
- 元UR(アドレス):
- http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/aomori/1-0309062.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
全国の林業従事者がチェーンソーの技術を競い合う「日本伐木チャンピオンシップ」(同実行委員会主催)が2018年の第3回大会以降、青森県で定期開催されることが分かった。
過去2大会が開かれた青森県に運営スタッフがそろっていることなどが理由で、県内の林業関係者は「林業従事者が目標とする大
会になれば」と張り切っている。
日本伐木チャンピオンシップは林業技術の向上とPRが目的で、国際大会である世界伐木チャンピオンシップの予選を兼ねている。
日本大会の運営を担った県森林組合連合会(本間家大会長)によると、青森県の林業従事者は枝が太い青森ヒバを伐採していることなどから技術力が高く、第1回大会が開かれた14年以前からスポンサーの推薦で世界大会に出場。
世界大会の規定や運営方法を把握している人材がいたため、青森市
のモヤヒルズが14、16年の日本大会の開催地に選ばれた経緯がある。
県森林組合連合会は過去2大会を通じ、習熟した運営スタッフや審判員がそろっていること、競技用の木材を準備する仕組みも整備されていることなどから、8月上旬、大会実行委の全国森林組合連合会(東京)に隔年での青森県開催を提案し、了承を得た。
今回の決定で全国の林業関係者らが来県することになり、青森県の活性化にも貢献しそうだ。
県森林組合連合会の須藤広明専務は「大会を一般の人にも知ってもらい、若い人が林業の魅力に興味を持つきっかけにしたい」と意気込む。
将来的な目標として「ハードルは高いが、世界大会の誘致につなげら
れれば」と期待を膨らませる。
今年5月の日本大会で2連覇を達成した前田智広さん(40)=外ケ浜町=は「定期開催は地元の選手としてモチベーションが上がる。
『伐木と言えば青森』と思われるぐらい、メジャーな大会に成長していってほしい」と話した
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