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    ID:
    35975
    年:
    2016
    月日:
    0726
    見出し:
    コウゾ廃材が円空仏ストラップに 美濃の和紙工房が企画販売
    新聞名:
    中日新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20160726/CK2016072602000020.html
    写真:
    【写真】
    記事
    美濃和紙に使うコウゾの廃材を加工した円空仏のストラップを、美濃市の和紙工房が販売している。
    原料となる皮を剥ぎ取った芯を有効利用する取り組みで、ユニークなアプローチから和紙をPRしたい考えだ  コウゾはクワ科の落葉低木。
    和紙生産では、直径二~三センチに育った木の樹皮のみ原料になり、残りは焼却処分される。
    ここに目を付けたのが、同市蕨生の「保木工房」(保木美保代表)で働く和紙職人の井上さとみさん(38)。
    芯が余っている現状を知り、何かに使えないかと考えをめぐらせていた。  昨夏、井上さんは関市内のギャラリーで、同市洞戸の木工作家鷲見智次さん(62)が円空彫りの細工を施したスプーンや箸の作品展を鑑賞。
    「コウゾ製もあったらいい」とひらめき、その場で鷲見さんに相談。
    商品開発に取り組むことになった。  井上さんは今年一月、美濃市こうぞ生産組合穴洞支部の畑で刈り取られたコウゾの芯を持ち帰り、鷲見さんに提供。
    鷲見さんは一カ月間天日干しして乾燥させ、カビ止めを塗って準備。
    機械で大まかに削った後、細部は彫刻刀で手彫りして、江戸初期の行脚僧・円空の木彫りの仏像に似せた作品にした 高さ三・七センチほどで、ひもを通してストラップに。
    穏やかなほほ笑みをたたえ、幸せを運んでくれそうなアイテムに仕上がった。
    井上さんは「いろいろな人に興味を持ってもらえれば」と納得の表情を見せる。  保木工房が販売元になって売り出し、一個千六百円(税別)。
    美濃市蕨生の美濃和紙の里会館や同市相生町の和紙製品専門店「カミノシゴト」で扱っている fff:

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