v11.0
- ID:
- 35954
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0724
- 見出し:
- 都会に長~い木製ベンチ トリエンナーレ
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20160723-OYTNT50286.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の会場の一つとなる名古屋市中区錦2丁目で23日、ビルの壁面に沿って長さ24メートルと22メートルの長い木製ベンチが登場した。
8月11日に開幕する同祭期間中には、数万人の来場が予想されるだけに、一休みしてもらう場所の提供と、木材の利用拡大をはかる「
都市の木質化」のきっかけにとの狙いだ
使われたのは豊田市内の間伐材から製材された長さ3メートルのスギの角材236本。
午前9時から、繊維商社「丹羽幸」の二つのビルの前で、地元・錦二丁目まちづくり協議会や県林務課、豊田森林組合のメンバーや名古屋大学の学生・OBら約30人で製作にとりかかり、半日で仕上げた。
11月ごろま
で設置の予定
同協議会では名古屋大学の佐々木康寿教授らが推進する「都市の木質化プロジェクト」に賛同、これまでも地区内に木製デッキやベンチなどを設置してきた。
今回は、丹羽幸がビルと歩道の間の幅約1メートルの私有地を提供し、長大なベンチが実現したという。
佐々木教授は「都市の木質化には多くの人が木の良さを知ることが大切。
ビル街に登場したベンチに腰掛け、その魅力を理解してほしい」と話している
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