v11.0
- ID:
- 35833
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0705
- 見出し:
- 木造の応急仮設ハウス、被災地で活躍!…30分~1時間で組み立てOK 大阪木材業界の若手経営者ら開発
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元UR(アドレス):
- http://www.sankei.com/west/news/160705/wst1607050016-n1.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
東日本大震災をきっかけに大阪の木材業界の若手経営者らが開発した「木造応急仮設ハウス」が熊本地震の被災地で活躍している。
木材パネルを組み合わせ、短時間で建物を作ることができるのが特徴で、長引く避難所生活のストレス緩和やプライバシー確保を目的に開発された。
5日には熊本県内
の別の場所に移築される予定で、これまで利用していた被災者からは「快適に避難生活が送れた」と感謝の言葉が寄せられた。
この仮設ハウスのシステムは「ウッド・トランスフォーム」と呼ばれ、東日本大震災をきっかけに、災害時の緊急避難施設として、木材業界の若手経営者らでつくる日本木材青壮年団体連合会(東京都江東区)と大阪府木材連合会(大阪市西区)が昨年10月、共同開発した。
普段は公園のフェンスやデッキなどとして設置し使用している約20枚の木製パネルを災害時に解体して組み合わせると、縦横約3メートル(床面積約10平方メートル)、高さ約2・5メートルの仮設ハウスに早変わり。
6人で作業すれば、30分から1時間で組み立てることが可能だ
体育館などでの避難所生活は集団生活によるストレスがかかり、プライバシーも確保されないことから、落ち着ける木造の個室空間を提供しようというもので、被災直後から仮設住宅が建設されるまでの「つなぎの応急仮設住宅」として、乳児がいる家族や障害者、高齢者らに利用してもらおうと開発された
fff: