v11.0
- ID:
- 35806
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0630
- 見出し:
- 木工関連11社連携強化を 協同組合旭川センター設立50年
- 新聞名:
- 北海道新聞
- 元UR(アドレス):
- http://http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/dohoku/1-0288023.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
旭川市北東部の通称「木工団地」に立地する家具メーカーや木材メーカーなど11社で構成する協同組合旭川木工センターが30日、設立50年を迎える。
家具だけではなく、木材、建具など木工関連の他業種の企業も加わった組合は国内でも珍しいという。
海外から安価な家具や木工品の輸入が増える
中、センターは生き残りをかけ、連携を強化していく方針
旭川木工センターは1966年6月、木工団地(約6万平方メートル)に立地する13社で発足した。
現在の加入企業は、家具メーカー6社、木材メーカー2社、建具メーカー1社、木材加工機械販売1社、家具や木工品販売1社。
家具メーカーの中でも、家具全般を扱う企業以外に、商業施設などからの特
注家具、ソファなど、特定分野に特化して主に事業を展開している企業もある。
センターは業界の動向などについて情報交換するほか、ものづくりに関するイベント「モクモクフェスタ」(今年は今月25、26日)を主催するなどしてきた。
近年は加盟企業の事業について学ぶ場を定期的に設けるなど、連携強化を目指している。
安価な輸入家具の流入増に加え、「和風の照明器具の一部に木材を使用したい」などと、加盟各社やセンターに寄せられる問い合わせや要望も複雑で高度化する傾向がある。
1社では応じられない商談でも、各社が分担するなどして応じられないか検討するためだ
記念式典は行わないが、加盟各社の事業などを紹介する小冊子2500部を発行し、各社で配布している。
星幸一理事長(コサイン社長)は「それぞれの企業が持つ強みを積極的に発信し、幅広い要望に応じられるようにしたい」と話している
fff: