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- ID:
- 35784
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0628
- 見出し:
- 県産材利用へコンテスト 小林産業が最優秀賞
- 新聞名:
- 佐賀新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/327671
- 写真:
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- 記事
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県産木材のイメージアップを図り、利用促進につなげる「さがの木の住まいコンクール」(県主催、県木材協会など後援)が初めて開かれ、最優秀の知事賞には、木が持つ本来の良さと経年による味わいを生かした小林産業(有田町)の住宅が選ばれた。
コンクールは、県産木材の利用拡大を推進する「ふるさと木材利用拡大推進事業」の一環として実施した。
県産木材を積極的に利用する「地産地消の応援団」の登録企業・団体6社から9邸の応募があった。
応募住宅には県産木材が60%以上使われている。
知事賞に輝いた小林産業の住宅は、外壁や内装に無垢材を使用して本来の木の色を生かし、年を重ねるごとに味わいが楽しめる点が評価された。
佐賀県は森林面積に占めるスギやヒノキなど人工林の比率が67%と全国一を誇る一方、木造住宅における県産木材使用率は約20%にとどまっている。
県林業課は、安定的な木材生産と需要拡大を進めるため、「地産地消の応援団」を立ち上げ。
登録企業・団体による木造住宅の新築費用や自治会
公民館の木造化、学校の学習机・椅子などの整備に補助を行っている。
担当者は「木造住宅は健康に良いことも報告されている。
木の良さを広く理解してもらい、事業者が造りやすい環境を整えていきたい」と話す
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