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- ID:
- 34680
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0124
- 見出し:
- 南三陸杉で本棚作り「出前講座」で職人指導
- 新聞名:
- 河北新報
- 元UR(アドレス):
- http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160124_13038.html
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- 記事
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宮城県南三陸町の志津川中で20日、大正大(東京)の出前講座「森里海連環学」があり、生徒たちは町内で伐採した南三陸杉を使って本棚を製作した
1年生71人が参加。
清水建設東京木工場の職人4人からのこぎりや金づちの扱い方を教わった後、約2時間かけて組み立てた。
菅原崇文君(13)は「木目がきれいだった。
地域の木材を使った工作は初めてでやりがいがある」と話した
作業前、同町の製材業「丸平木材」の小野寺邦夫社長が南三陸杉の特徴を説明。
「海からのヤマセがミストとなって森に降り注ぎ、養分を運んでくれる」と海と森との関係を解説した
この日使用した木材は昨年10月、同校近くの山で伐採。
生徒は馬で搬出する昔ながらの方法を見学し、余分な枝切りに取り組んだ
森里海連環学は震災前、同町戸倉中で実施し、2014年度から統合した志津川中が引き継いでいる
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