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    ID:
    35623
    年:
    2016
    月日:
    0610
    見出し:
     国産スギ木材でサーフボードを作ろう~海と森の出会いの演出~
    新聞名:
    ニュースイッチ
    元UR(アドレス):
    http://newswitch.jp/p/4963
    写真:
    【写真】
    記事
    海に浮かぶ森  国産木材でサーフボードをつくろうという旅路は、お遍路が海辺を横切る徳島県海陽町宍喰から始まりました。
    徳島からJRA牟岐線を海部で阿佐海岸鉄道に乗り換え、トンネルを抜けると『海に浮かぶ森』が目に飛び込んで来ます。
    宍喰駅に立つと陸の道よりも海へ向かう水の道を感じます  海陽町のサーフショップに立ち寄ったことと、海に浮かぶ森とは緑の列島日本そのものではないかという思いが、サーフボード制作の始まりでした 木材とシェーパー  木材関係者なら誰でも知っていることですが、水に強い木材といえば船材として使われて来た宮崎県の飫肥(おび)スギです。
    スギは加工しやすく水に浸けると膨張することから古代から造船に使われて来ました。
    木材の選定と、サーフボードの制作職人(シェイパー)との出会いがとても重要で、その為に各地 へ出向いた旅は2年続きました。
    木を提供する森の匠と、波に乗る微妙な丸み角度をボードに削り出す匠の出会いがうまくいかなければ、国産木材サーフボードは水泡と化すからです 海と森の出会い  ロングボードを削り出す為には、3,000mm×600mm×150mmの無垢材が必要だという思いが強く、実物を見て感心した中では天竜ミサクボスギが油分も多く適合していましたが、今回は三重県津市の美スギ(みすぎ)を選びました。
    このスギは映画『WOOD JOB』撮影中に実際に伐採された奥伊勢の銘木です。
    ウッジョブのモデルと言われている三浦妃己郎さん(三浦林商/NPO法人もりずむ)が2年間天然乾燥させ保管していたものです  一方、湘南片瀬江ノ島駅からほど近くにサーフショップとスクールを開設する公認プロサーファーの石坂健さんは、ハワイで知り合ったシェイパーの尾林誠さんとLEI SUF DESIGNSブランドでサーフボードを制作・販売しています  もりずむ代表の藤崎昇さんや、大阪の早川慶朗さん(Andeco)の尽力もあり、三重県津市美杉町での出会いが叶い、林業者とサーファー&シェイパーの感動的な出会いが生まれました。
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