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- ID:
- 35550
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0531
- 見出し:
- 木材の需要拡大へ協定
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20160531-OYTNT50080.html
- 写真:
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- 記事
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県・家具組合とイトーキ
県や県家具建具協同組合(福井市)は、県産木材の利用を進める協定を、オフィス家具メーカー「イトーキ」(大阪市)と結んだ。
県産木材を使って、オフィスの椅子や机といった家具を製作、販売し、需要拡大を図る。
同社が各地域の木材を使って展開するブランド「Econifa(エコニファ)」の一つで、応接室テーブル、木質パネル、ベンチ、丸テーブルと椅子セットの計4種類を販売する。
同社が設計し、同組合が製造を担当する。
応接用テーブルは、一般的なものより黒い色のスギ材を使い、天板の一部に越前和紙を挟み込むことで華やかさを演出した。
丸みを帯びた椅子は、スギ材を圧縮して強度を増した。
県庁で5月25日に行われた協定の調印式では、西川知事やイトーキの平井嘉朗社長らが協定書に署名した。
お披露目された木の椅子やテーブルは、県庁のロビーに置かれたほか、応接用テーブルも知事室で使用される。
平井社長は「木材を使うことで、無機質なオフィスがぐっと温かみを増す。
福井ならではの商品を作り、木材の有効利用を手助けしたい」と話した
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