v11.0
- ID:
- 35043
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0310
- 見出し:
- 聖火台問題があぶり出す 新国立「木材活用」ゴリ押しの怪しさ
- 新聞名:
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- 元UR(アドレス):
- http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/176812/1
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- 記事
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大会組織委の森喜朗会長は「一番悪いのは馳浩(文科相)。
文部科学省です」と言い放ったが、政府に責任をなすりつける元首相に匹敵する悪人はまだいる。
新国立競技場のスタンド内に聖火台を置けない理由は単純明白で、政府が「木材の活用」にこだわっているから。
鉄骨と木材のハイブリッド構造の屋根で「日本らしさ」を醸し出すつもりが、スタンド上部に聖火台を置くと、炎が木材に引火し、屋根に燃え広がる恐れがあるため、消防法上の問題が浮上した。
その言い出しっぺも、プロセスも怪しい。
さかのぼること8カ月前。
15年7月7日の自民党・林政小委員会に出席した当時の下村博文文科相に向かって、ある議員が強い口調で訴えた。
「新国立競技場にはぜひ、木材をメーンに使って欲しい」
発言の主は、西川公也元農相。
数々の「政治とカネ」の問題で、大臣の座を追われた後、党農林水産戦略調査会の会長に納まっていた
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