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- ID:
- 34983
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0304
- 見出し:
- 聖火点灯で新国立炎上?屋根に木材、高所に「聖火台」造れない…
- 新聞名:
- スポーツニッポン
- 元UR(アドレス):
- http://www.sponichi.co.jp/society/news/2016/03/04/kiji/K20160304012147650.html
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- 記事
-
2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場で、聖火台を競技場上部などに設置できない可能性があることが3日、分かった。
現在の計画では、木材が使われる屋根でスタンドが覆われる構造。
聖火台の設置位置が、消防法上、問題となる懸念があるという。
日本スポーツ振興センター(JSC)は「競技場上部に聖火台を設置した場合、屋根に燃え移る可能性がある」としており、昨年12月に決まった新デザインの設計を変更する
可能性も出てきた。
大会組織委員会は同日、重要事項を協議する調整会議を開き、組織委、スポーツ庁、JSCなどによる検討チームで4月中にも聖火台の設置場所を決定することを決めた。
木材の多用は日本らしさの象徴として、国民からも広く支持されたアイデア。
なぜ昨年12月にデザインが決定した時点で、問題視されなかったのか疑問が残る。
遠藤利明五輪相はこの問題には答えず、「5月中に(競技場の)基本設計が終わる。
早急に検討したい」「聖火台はセレモニーのため、位置をど
うするか考える」とだけ答えた。
計画は建築家の隈研吾氏らのグループが手掛け、既に設計が始まっている。
発表されていた案では、スタンド最上段より上のスペースに「旧炬火台(聖火台)を設置」と書き込まれていた。
旧国立競技場にあった聖火台を設置する想定だったとみられる。
聖火台の位置は、国際委オリンピック委員会(IOC)の規定で「全ての観客席と、競技場の外からも見える場所」と決められている。
組織委は、事前にこれをJSCに伝えていたと主張しており、繰り返されてきた組織委と政府の連携不足がまたも露呈した格好だ
設置費用の出どころも、検討チームのメンバー選考も「これから考える」(遠藤五輪相)という。
競技場をめぐるドタバタはまだまだ続きそうだ
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