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- ID:
- 49300
- 年:
- 2010
- 月日:
- 1224
- 見出し:
- 木材乾燥施設を酒田に計画 11年末稼働、11法人で組合
- 新聞名:
- 河北新報
- 元UR(アドレス):
- http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101223t52015.htm
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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山形県庄内地方の製材業者や森林組合など11法人は、酒田市に県内最大規模の木材乾燥施設を共同で整備する。
2011年12月稼働を目指し、運営組織の「協同組合やまがたの木乾燥センター」が設立された
住宅用木材を低コストで安定供給し、県産材の消費拡大を図る狙い。
協同組合の創立総会は酒田市で今月10日にあり、代表理事には建築業のモトタテ(酒田市)の富樫洋一社長が就いた
センターには庄内地方の木材関連業8社と、北庄内森林組合(酒田市)など3森林組合が組合員として加盟し、施設に乾燥を委託する
計画によると、酒田市宮海の酒田木材工業団地内の用地に、11年5月末までに木くずだきボイラーを、同年10月までに乾燥機を整備。
同年12月の本格稼働を目指す。
総工費は約1億7000万円で、組合の自己資金約4200万円や自治体の補助金などで賄う
組合は操業から半年間の計画処理量を角材乾燥600立方メートル、板材乾燥612立方メートル、高次加工2150立方メートルと設定。
ボイラー蒸気販売も含めて約2000万円の収入を目標としている
準備組織の「庄内地区水平連携協議会」は6月に発足し、秋田や福島の乾燥施設を視察した。
富樫代表理事は「県内には大きな乾燥施設がなく、県外産材に押されてきた。
組合員が連携し、良質で低コストな県産材を住宅や公共施設建設に供給したい」と意気込む
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