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    ID:
    48895
    年:
    2010
    月日:
    1130
    見出し:
    松食い虫被害材を活用/千曲市で
    新聞名:
    朝日新聞
    元UR(アドレス):
    http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000001011290001
    写真:
    -
    記事
    松食い虫の被害を受けたマツを利用したチップで歩道や植え込みを整備するイベントが28日、千曲市の倉科地区であった。
    松食い虫被害や木材の活用法などに関心を持ってもらおうと、長野森林組合が主催した。
    (上田悠)  作業には地元の住民ら約100人が参加した。
    同組合の担当者から松食い虫による森林被害について説明を受けた後、三滝川の堤防沿いの路上約150メートルとその周辺の街路に約1時間かけてチップをまいた  県林務部によると、松食い虫被害は病原虫の「マツノザイセンチュウ」(体長約0・8ミリ)が、マツの中で増殖して木を衰弱させることで発生する。
    この虫が他の虫によって運ばれ、全国各地に被害が拡大している。
    県内では1980年代に旧山口村(現岐阜県中津川市)で初めて確認された。
    被害はほかの市 町村にも徐々に拡大し、昨年は約6万立方メートルの森林が被害を受けた。
    被害の拡大を防ぐため、各自治体が枯れ木の伐採や、薬剤の散布などを行っているが、抜本的な対策は見つかっていない  一方、松食い虫の影響で枯れた樹木はこれまで、その場で薬剤処理して放置されていた。
    チップにすることによって松食い虫が成長できなくなるほか、地面に敷き詰めると雑草の繁茂を防ぐ効果が期待できるという  参加者たちからは「こんなに松食い虫の被害があるとは知らなかった」「雑草が減れば助かりますね」といった声が聞かれた。
    県や組合では今後も被害木をベンチや燃料として活用できないか模索していくとしている fff:

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