v11.0
- ID:
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48796
- 年:
- 2010
- 月日:
- 1122
- 見出し:
- 下川産木材の生産履歴管理 電子タグやQRコードで
- 新聞名:
- 北海道新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki4/260987.html
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- 記事
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食品分野に普及しているトレーサビリティー(生産履歴)システムを木材に導入する実験が、来年1月までの期間限定でスタートした。
町内産の住宅建材を電子タグなどで管理し、他の産地の木材との違いをアピールする仕組み。
関係者は下川産木材のブランド確立に向けた効果に着目している。
生産地、森林所有者、木の強度などのデータ入り電子タグを伐採樹木に取り付け、加工過程でタグはQRコードのシールに取り換えられる。
最終的には住宅購入者が携帯電話などで生産流通履歴を一覧できる。
インターネットで情報を一括管理することで加工工場、工務店、住宅購入者と情報伝達がスムーズになり、コスト削減にもつながるという。
実験は町森林組合、道立総合研究機構などで構成する「下川地域材活用促進協議会」(会長・山下邦広町森林組合長)が実施。
社団法人「木を活かす建築推進協議会」(東京)の募集事業で250万円の予算がついており、全国8カ所で行われており、道内では下川だけ
11日には町内の私有林で、伐採した木に幅7センチほどのタグを竹ぐしやくぎなどさまざまな方法で取り付け、かかった時間などを測定した。
より効率的な方法を検証しながら、今後は住宅建築まで行う予定
下川では、行き過ぎた森林伐採を避け資源を守る国際環境認証規格FSCに町が熱心で、「地球環境保護に熱心な下川の木材47件」のブランド化を目指す機運も高まっている。
同協議会は「将来、下川の木材47件に付加価値が高まれば森や地域にお金が還元できる仕組みも探りたい」と前向きだ
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