v11.0
- ID:
- 48422
- 年:
- 2010
- 月日:
- 1028
- 見出し:
- JA日田の白菜部会、不用杉で製作 /大分
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/oita/news/20101027ddlk44040589000c.html
- 写真:
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- 記事
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耐久性調べ他野菜に応用も
日田市山田原のJAおおいた日田集出荷場で26日、白菜部会(足立忠雄部会長)メンバー19人が出荷の際に使う杉製の運搬用パレット組み立てに取り組んだ。
曲がり材や間伐材など建築用材として不向きな不用材の新たな用途を開発するのが目的で、耐久性などをテストする。
日田は県内最大級の白菜産地。
これから出荷のピークを迎え、多い日で1日1万ケース(1ケース15キロ入り)を出荷。
50ケース(最大1トン)単位のパレットを、フォークリフトで移動させる。
これまでパレットは安価な外材などで作ってきたが、地場産の杉の不用材に注目。
市の日田材需要拡大対策事業の適用を受け、県の協力で杉板などを作った。
種類は厚さ、幅、サイズによって4種類計80基を試作。
実際に使い、耐久性などの実証試験を行う。
足立部会長は「材料費が安上がりな上、日田材の需要拡大につながる。
試験結果がよければ全面的に切り替えたい」。
市も「白菜以外の農産物の運搬にもパレットを応用できるのでは」と期待する
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