v11.0
- ID:
- 47555
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0902
- 見出し:
- ぬくもり優しい木のおもちゃ
- 新聞名:
- 産経新聞
- 元UR(アドレス):
- http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100902/trd1009021825005-n1.htm
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
木のおもちゃはどうしてこんなにやさしいのだろう。
少子化が進むなか、今、あらためて木の遊具や子供向けの木の家具が関心を集めている
8月3日から22日まで逓信総合博物館(東京都千代田区)で開かれた「わくわく!木の遊園地」には、大勢の子供たちが夢中になって遊ぶ姿がみられた。
なかでも人気だったのは木製の玉をふんだんに敷き詰めた大型遊具「木の砂場」だ
遊具を手がけたのは、北海道在住の玩具作家、伊藤英二さん。
木のぬくもりと木目の美しさに魅せられた伊藤さんが、これまでに手がけた作品は数千点を数える。
78歳を迎えた今も、北海道西興部村(にしおこっぺむら)にある森の美術館「木夢(こむ)」の館長として子供たちに手作りの「木のおもちゃ」の温
かさを伝え続けている
子供が育つ環境の中で、見て触れる「もの」は、幼児の情緒の発達に大きな影響を与えるといわれる。
「わくわく!木の遊園地」は、都会の子供たちが木のぬくもりや優しさに触れて、遊べる貴重な機会となった。
子供の成長に欠かせない本物の良さが、また見直されているときなのかもしれない
fff: