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    ID:
     A1判を折り畳んである。
    一万部を製作。
    区役所や支所、図書館で配っている 46990
    年:
    2010
    月日:
    0728
    見出し:
    空間にひっそりと咲く、木彫の花々――須田悦弘展
    新聞名:
    Business Media 誠
    元UR(アドレス):
    http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1007/29/news013.html
    写真:
    【写真】
    記事
    東京・銀座のギャラリー小柳で、作家・須田悦弘氏の個展が開催中だ。
    須田氏は1993年から作家として活動をスタート。
    当時から、木彫で植物を制作し、ギャラリーや美術館などの空間にインストールするというスタイルで展示活動を行っている。  今回の作品は、2009年にハワイのホノルル現代美術館で開かれた大規模個展の作品を中心に、新作が追加され10点の作品がギャラリー内に展示されている。
    さて、いくつ見つけられるだろうか  まずは入り口。
    展覧会タイトルの側にチューリップが浮いている。
    恐る恐る近づいて花びらをよく見ると、虫食いの跡のような穴まで空いている。  ギャラリーはがらんとしている。
    この中に10点の木彫作品が点在している。
    すぐに見つけられるものもあるし、そう簡単には気付かない場所に設置されている作品もある。
    取材に訪れた日は、ファンの方が多かったらしく、各々ギャラリーの隅々まで目を凝らし、どの作品が見つけられたかをうれしそうにチェックする 姿が見受けられた。 須田さんの作品は、作品の形態や展示方法が変わらないという印象です。
    違うことをやりたいと思うようなことはありませんか?  1993年から作品を発表していますが、木で作った植物を空間に展示するというスタイルは変わっていません。
    基本的には、好きなものを作り続けている、作りたいものを作っているだけです。
    昔、コンセプトとかを無駄に考えた時期もあったんですが、いまは、シンプルな形でやってます ある意味職人的な部分も要求されるような作品だと思いますが、技術がある程度のところまでいくと飽きてしまったりしないのでしょうか?  もちろんずーっと作っていますから、技術はきっと向上していると思います。
    物理的に制作時間が早くなったり。
    そして、ずっとやり続けて気付いたんですが、技術には限界がないんです。
    モチーフも花や葉っぱなので種類も何千何万とあり、限りがありません 花の大きさは原寸なのでしょうか? 実際に作る際は詳細なデッサンを起こしたりするのでしょうか?  はい、花の大きさは原寸です。
    作る際には本物の植物があるときはそれを見て作っていきますが、花の命にも限界がありますから、写真や図鑑を見て作ることもあります。
    でも、デッサンやドローイングは描きません。
    自分が作っているものは、それほどリアルとは思いません。
    ただのリアルとは違う何かイイ感 じを木で表現できたらと考えています。
    自分が好きな花をモチーフに、1枚1枚の葉や花びらを組み合わせ、自分がいちばんいいと思える形を作っていきます 今回は木彫10点に加えて、金の作品がありましたが  あれは、木彫を型にとって24金で作りました。
    木の次に興味がある素材が金なんです。
    金って素材としてすごく古いもので、有史以前から価値の高いものとして珍重されていて、何千年経ったいまでもその価値がほとんど変わらない。
    そういう存在感に惹かれます。
    あと、金で雑草を作るなんて、ばかばかしいじゃ ないですか(笑) fff:

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