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    もう一つ苦労したのは、安全性の確保だ。
    おもちゃの中でも「ままごとの皿」や「積み木」は、子どもの口に入ってしまうサイズ。
    万一飲み込んでのどにつまっても、気道を確保できるように「空気穴」を開けた。
    「安全面は最重要課題。
    ただ、お皿の真ん中にも穴があるので、『これは何ですか』と問い合わせがきた のは参りましたね」と河瀬氏は苦笑する 46618
    年:
    2010
    月日:
    0630
    見出し:
    木材活用、魅力を紹介 森暮らし目指す人を応援する 増子 博さん68歳
    新聞名:
    中日新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2010063002000122.html
    写真:
    -
    記事
    「茶臼岳に登ってきたんですか? レンゲツツジは咲いていました?」  栃木県那須町の茶臼岳のふもとで、増子博さんは女性二人組に気さくに声を掛ける  植物の話でひとしきり盛り上がった後、女性たちが近くに住んでいると聞くと「自然観察をしながらのトレッキングなどもやっているんですよ。
    ホームページをのぞいてみて」とNPO法人那須シニア・ロハス協会の名刺を手渡した  十四年前、妻の比呂美さん(64)と東京から移住した。
    六十五歳の定年退職まで新幹線通勤を続けた後は、生活の拠点をすっかり那須高原に移した  自宅は森の中だ。
    木工工房用のログハウスを自分で建て、シイタケを栽培し、まきストーブ用のまき割りもこなすなど「森暮らし」を楽しむ毎日だ  「環境にも、地域にも、健康にも優しい。
    それが森の生活」  昨年、森暮らしをしたいと考える中高年を応援しようと同協会を設立、理事長を務める。
    森生活の仲間ら十八人が会員となり、支援者らも加わって移住情報の提供や、放置された人工林の間伐、布草履などリサイクル品の製作とチャリティー販売、慈善ゴルフコンペなどを行う  「私の専門はきこり」と笑うが、こだわりは木材の活用だ。
    持ち主の許可を得て荒れた別荘地の林を手入れし、森を保ちながらまき用の木材を得る。
    木の味わいを生かした額や時計、照明器具を作る。
    地元の材木店と協力して、ヒノキの間伐材を使った約三坪のログハウスのキットも開発するなど「森の恵 み」を形にする  元から森の専門家。
    大学で森林科学を学び、林野庁職員として北海道や九州など各地の営林局に勤務した。
    ミャンマーなど海外で植林や木材加工などの指導もした。
    五十代で林野庁を辞めて国際協力機構(JICA)の国際協力専門員になり、ケニアなど約三十カ国で森にかかわった  同協会の活動には、友人らがパソコンや有機野菜作りなどの「達人ボランティア」として協力する。
    移住後、朝の犬の散歩やゴルフなどで友達になった近隣の人たちだ  「これも職業病。
    海外では、積極的に人の輪に入っていかないと仕事が進められなかった」  四年前、前立腺がんが見つかった。
    「自分の経験を伝え、社会の役に立つことをしたい」と同協会設立を決意した。
    治療を続けながら、移住までの経緯や準備の仕方、自然エネルギーを使った生活などをまとめた著書「定年後は森でロハスに」(リベルタ出版)を昨年春に出版、森暮らしを目指す人たちにメッ セージを送る  「楽しみながら頭と手を使っていれば元気でいられる」と同世代に呼び掛ける。
     (竹上順子) ◆若い世代へ 開発途上国に行こう  最近の若者は海外赴任を嫌う傾向にあるという。
    日本の経済は世界資源の輸入とそれら製品の輸出で成り立っているというのに。
    海外旅行はぜひ、日本の戦後発展の原点が実感できる開発途上国に行ってほしい。
    私流に言えば「郷に入っては郷に学べ」「木を見て森も見よ」を心がけ、ポジティブなものの 見方や考え方をもって風土や人々に溶け込んでほしい。
    日本の近未来をつくり上げるためのグローバルな視点をきっと身に付けられるだろう fff:

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