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- ID:
- 46547
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0624
- 見出し:
- リユース箸の浸透 /静岡
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/shizuoka/mail/news/20100623ddlk22070055000c.html
- 写真:
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- 記事
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仕事用のかばんのポケットにはいつも、箸(はし)箱とショッピングバックを入れて持ち歩いている。
浜松支局に赴任する前に、環境問題の担当をしていたことがきっかけだ
割り箸の中でも、国産品は間伐材が原料のため、使用することが森林保全につながるので使わせてもらう。
だが、輸入品に比べて値段が10倍以上するので、めったに遭遇することがない
会食の際、箸箱を取り出すと周囲の人から「おっ、マイ箸ですか」などと声をかけられ、話が弾むという効果もあって重宝していた。
ところがこのところ、自分の箸を使う機会が減っている。
プラスチック製の「リユース箸」を出す飲食店が増えているからだ
格式を重んじるホテルでも、リユース箸をよく見るようになった。
その一つ、ホテルコンコルド浜松に聞いたところ「環境保護の観点から08年12月に取り入れた。
利用者からの苦情はない」という。
それでも、自分が行く浜松市内の飲食店は半分以上が割り箸。
箸箱を持ち歩かずに済む日は、まだまだ遠いようだ
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