v11.0
- ID:
- ない計算だ
46269
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0603
- 見出し:
- 新出光 廃材から水素つくるプラント 大牟田市と立地協定 12年春、操業開始目指す
- 新聞名:
- 西日本新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/175856
- 写真:
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- 記事
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石油販売大手の新出光(福岡市)は2日、福岡県大牟田市健老町の工業団地「大牟田エコタウン」に、建設廃材などの木材チップから水素を作る世界初の商用プラントを建設するため、同市との立地協定書に調印した。
設備投資額は約21億円。
2012年春の操業開始を目指す
新出光によると、同団地の1区画(8950平方メートル)に、県内から集めた建設廃材や間伐材などを熱分解し、ガス化するプラントと、水素ガスを精製する工場などを建設する。
1日15トンの木材から約7200立方メートルの高純度水素を製造できる。
水素ガスは、半導体の製造過程で同ガスを用いる
メーカーなどに販売する。
将来的には家庭用燃料電池や燃料電池自動車への供給も考えている。
事業は、農林水産省の「地域資源利用型産業創出緊急対策事業(先進的バイオマス利活用施設の設備)」の補助金約15億円を活用する。
事業主体は新出光子会社のイデックスエコエナジー(福岡市)。
今年12月に着工、11年9月に試運転を行い、12年春の商業運転を目指す。
新規雇用は12人
程度で、年間売上額の目標は約3億円を見込む
調印式で、新出光の出光芳秀社長は「地域のためにも、エコ水素を製造する世界初の施設を成功させたい」と述べ、古賀道雄大牟田市長は「次世代エネルギー事業を支援していく」と話した
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