v11.0
- ID:
- 46256
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0603
- 見出し:
- 木製玩具製品、デザイン一新 乙訓若竹苑、「乗り物」も追加し販
- 新聞名:
- 京都新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100604000061&genre=K1&area=K30
- 写真:
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- 記事
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京都府長岡京市井ノ内の障害者支援施設「乙訓若竹苑」は、自主製品の京北産ヒノキを使った玩具のデザインなどをこのほど一新し、販売を始めた。
製品名は、原材料のヒノキに子どもの意の英語を合わせ「ひのきっず」。
玩具以外にも、部屋のインテリアや、たんすや靴箱の防臭、また、風呂に入れれば香りを楽しめるなど、幅広い用途がある。
動物と乗り物の形の2シリーズがあり、それぞれ7個をセットにして販売するほか、1個だけの分売にも応じる。
同苑は以前から木工に力を入れ、動物の形の木製玩具もあったが、15年以上デザインが変わらないこともあり、近年売れ行きが頭打ちに。
そこで、絵心のあるアルバイト職員に原画を依頼しデザインを一新、大きさも一回り大きくしたほか、種類も乗り物を加えるなど大幅に増やした。
セットの箱には製品の
写真ラベルを張るなど商品として「見せる」工夫を加えた。
同苑の利用者で就労継続事業対象者のうち26人が、手作業で一つ一つ加工や箱詰めなどに当たっており、市内の書店や京都市の玩具卸売会社と販売の契約を結ぶ話も出ている、という。
担当職員の吉本和行さん(58)は「一つでも多く売れて、施設利用者の作る喜びが増し、励みになれば」と話し、今後、主力製品として販路の拡大にも意欲的だ。
問い合わせは乙訓若竹苑075TEL(954)6501
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