v11.0
- ID:
- 46245
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0602
- 見出し:
- 訳あり家具を共同で販売 木工のまちがアウトレットで起死回生
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100601mog00m040030000c.html
- 写真:
- -
- 記事
-
「木工のまち」として知られる鹿沼市の木工関連会社12社が共同で、家具や木材などの「訳あり」商品1000点以上を販売する「ウッディアウトレットかぬま」を同市茂呂にオープンした。
低迷する木材や木工製品の需要拡大を目指す試みで、1000点以上扱う木工関連のアウトレット店は全国でも珍しいとい
う。
【松本晃】
鹿沼商工会議所によると、木材・木工製品の07年の出荷額は106億円で、約20年前の264億円に比べて半分以下に落ち込んだ。
危機感を募らせた木工関連会社などで組織する「鹿沼地区木材需要拡大協議会」が工場に眠る試作品や返品、傷の付いた商品などを消費者に直接販売することを企画
。
趣旨に賛同した木工関連会社12社が任意団体「ウッディアウトレットかぬま」(田代博会長)を設立し、同市茂呂の鹿沼木工団地内にある約100坪の倉庫に店をオープンすることを決めた。
販売する商品はテーブル、キッチンセット、木材など多種多様な約300種類。
商品価格は100円~30万円と幅広い。
同店によると、価格は「市場価格の約1割~5割」と消費者にとっても魅力的だ。
キャッチフレーズは「木工の秘密基地」で、「豊富に取りそろえた商品の中から掘り出し物を楽しみながら探し
てほしい」との意味が込められている。
fff: