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ID : 2515
公開日 : 2007年 1月19日
タイトル
クリタケの菌床栽培を確立 新ブランドへ期待/岐阜県森林研究所【
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新聞名
日本農業新聞
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元URL.
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin8/article.php?storyid=460
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元urltop:
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写真:
 
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県森林研究所(美濃市)は、菌床シイタケの栽培施設を利用したクリタケの菌床栽培を確立した。飛騨市内の農家が協力。発生操作、覆土材料などさまざまな条件で試験をした結果、菌床シイタケ培地と栽培施 設が利用でき、シイタケとほぼ同じ作業スケジュールで栽培できることを実証した。収量はまだ少ないが、新たな県産ブランドを目指し、増収に向けた栽培技術の研究を続けていく方針だ。
 クリタケはナメコと同じモエギタケ科のきのこ。かさは茶褐色で、栗やコナラなどの広葉樹の倒木などに自生する。味が良く、歯切れの良さなどから、てんぷらやすき焼きなどさまざまな料理に合う。
 県全域に分布し、飛騨地域でもモタセの名で古くから親しまれている。人工栽培は原木が主流。県内でも原木で栽培する産地もあるが、収穫までに1年以上かかり、発生も少ないなどの理由から、生産量は極めて少な い。
 近年、きのこ類の市場価格が低迷し、新たなきのこの栽培技術の開発を望む声が多く寄せられている。このため、研究所は、クリタケに着目し、2003年から菌床栽培の研究に取り組んできた。
 研究ではまず、野生株39株の中から、収量が多く発生率が高い菌株を選抜。菌床シイタケ栽培施設を利用して実験した結果、総収量は1菌床当たり200グラムと、シイタケと比べて30%以下と少なかった。今後は総 収量の増加を目指して試験を続け、栽培技術の改善・向上を目指していく考えだ。
 11日には、高山市の県飛騨総合庁舎で、2006年度きのこ情報交換会と題して研究成果を発表。県、市町村、生産者、JA関係者ら48人が参加し、熱心に耳を傾けた。
 研究所の坂井至道部長は「栽培技術の普及には、生産者とJAの協力が必要。われわれが開発した技術を積極的に活用してもらい、生産・販売につなげてほしい。将来的に、新たな県産ブランドになれば」と期待してい る。
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