ID　：　2499

公開日　：　2007年 1月18日

タイトル

松くい虫防除３割減 香川県が３次対策計画公表

新聞名

四国新聞

元URL.

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20070118000090

元urltop:

写真:

　

香川県は十七日、二〇〇七年度から五カ年の「第三次県松くい虫被害対策事業推進計画案」を公表。マツ以外への樹種転換が進んだことなどから、防除区域は第二次計画より三割縮小し、七百七十二ヘクタール と設定した。計画は国への報告などを経て、三月末までに決定する。
　同日県庁で開かれた県森林審議会（会長・樋口浩良県木材協会長）で報告した。
　計画によると、防除区域は高松、丸亀など十一市町の三十三カ所（第二次計画は十一市町、三十六カ所）。内訳は、マツを伐採してチップ化や焼却する特別伐倒駆除が百四十一ヘクタール（同百六十ヘクタール）、伐採 して薬剤を散布する伐倒駆除が六百三十一ヘクタール（同九百九十ヘクタール）。
　予防措置は、空中散布が二百十一ヘクタール（同四百十一ヘクタール）、地上散布が百五十七ヘクタール（同百五十三ヘクタール）、樹幹注入が百十二ヘクタール（同百十ヘクタール）とした。
　また、事業を評価・検証するため、新たに松くい虫防除管理シートを導入。現場管理を徹底し、被害終息に万全を期す。
　この日は、民有林の整備目標などを定めた「香川地域森林計画」（〇六―一五年度）の変更案も審議。全国計画の変更に伴う伐採計画量の削減や、早期整備が必要な要整備森林を東かがわ、さぬき両市に計六ヘクター ル指定することなどを承認した。

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