ID : 2488
公開日 : 2007年 1月17日
タイトル
宮大工が塩谷・大宮小で授業
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/20070117wm00.htm
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元urltop:
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写真:
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薬師寺(奈良市)の金堂や西塔の再建にも参加した宮大工の棟梁小川三夫さん(59)が16日、塩谷町立大宮小学校の道徳の授業で、宮大工の仕事や木材の組み方などを教えた。
小川さんは矢板市出身。法隆寺(奈良県斑鳩町)の昭和大修理などを手がけ、「最後の宮大工」とも呼ばれた西岡常一さんの唯一の内弟子として技を受け継いでいる。現在は、全国各地で宮大工の仕事をしながら、塩
谷町に構えた「鵤工舎」で、弟子に技を伝えている。
授業は、学校から頼まれ、「素直な気持ちを持っている子供たちに、本物を見せてあげたい」と引き受けた。小川さんは、宮大工の仕事や、くぎなどを一切使わない伝統的な木組みの技法を説明し、さらに、木材同士を
縦につないでいく「継手」などを紹介し、かんなで木材を削る実演なども行った。
児童から上手になる秘訣を尋ねられると小川さんは、「難しいことでも毎日毎日やっていくこと」と答え、教師にも、「小さい子供に伝えるというのは難しいけれど、教える側があきらめてはいけない」などと話していた。
児童は、「薄く長いかんなくずがすごい」(5年鈴木淑乃さん)、「斜めに複雑に切れ込みを入れた木を組み合わせるのが面白かった」(6年斎藤正如君)などと、小川さんの技に驚いていた。
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