ID : 1717
公開日 : 2006年 9月25日
タイトル
美馬の三セク、環境配慮の森林 「緑の循環」会議が認定
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新聞名
徳島新聞
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元URL.
http://www.topics.or.jp/News/news2006092604.html
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元urltop:
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写真:
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美馬市の第三セクター・ウッドピア(同市木屋平、社長・牧田久市長)が管理する森林が二十五日、県内で初めて、環境にやさしい森林管理を行っていることを保証する「緑の循環」認証会議(東京都千代田区、S
GEC)の森林に認証された。今後、「自然環境に配慮した」という付加価値がある木材として、需要拡大などが期待される。
認証されたのは、同社が管理する同市木屋平地区の八二〇・七五ヘクタールで、民有林(委託者百六十五人)七五一・九七ヘクタール、同市有林五五・二五ヘクタール、社有林一三・五三ヘクタール。人工林が95%で、
スギが約90%を占める。
森林認証制度は、持続可能な森林管理を中立的な第三者が評価、認証することで、森林環境の保全と循環型社会の形成に貢献することを目的としている。林業や自然環境など幅広い分野の人たちが二〇〇三年六月
、「緑の循環」認証会議を設立し、スタートした。
認証は<1>森林の明示および管理方針の確定<2>生物多様性の保全<3>土壌および水資源の保全と維持<4>森林生態系の生産力および健全性の維持-など七つの基準に基づき、適切な管理計画や自然環境
への保護対策など、三十六の調査項目が設けられている。
ウッドピアは、地球環境に配慮した持続可能な森林経営を管理方針に掲げ、森林の下層植生の保護などに努めており、書類と現地での審査を経て認証された。
また、森林認証とともに、認証材と非認証材が混入しない加工・流通システムを実践している「緑の循環」事業体にも認定された。
牧田社長は「適正に管理された森林であることが認められ、安定した需要と高価格での提供が期待される。今後、美馬ブランドとして育成を図っていきたい」と話している。
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