ID : 15525
公開日 : 2010年 3月30日
タイトル
建築大工技能士2級に女子高生が合格、県内初
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20100329-OYT8T01384.htm
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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仙台工・鹿野さん、夢は大工
ノコギリで、木材をスイスイ切っていく鹿野さん(仙台工高で)
仙台市立仙台工業高(宮城野区)の建築科3年、鹿野莉永(しかのりえ)さん(18)が、難関の建築大工技能士2級の検定試験を突破した。女子高生が同技能検定2級に合格したのは県内初で、全国でも珍しいという。4月
からは山形県長井市の山形工科短期大学校に進学し、さらなる一歩を踏み出す。
建築大工技能士は、職業能力開発促進法に基づく国家資格。2級は現役の大工でも10年はかかるとも言われる難しい試験だが、鹿野さんは2月に初めて挑戦し、見事合格した。
2級の検定試験では図面を書き、木材を加工して、家の屋根を支える骨組みを6時間半以内に完成させなくてはならない。
鹿野さんが昨年12月に練習を始めた時には、木材を斜めに切ったり、ノミで正確に穴を掘ったりする作業に手こずり、制限時間の倍以上もかかってしまったという。
冬休み中も練習を続け、試験の10日ほど前になって、ようやく制限時間内に課題をこなせるようになった。
本番は「これまでで一番の出来」(鹿野さん)で、「努力した成果が発揮された」と指導した畠山弘幸教諭(49)は話す。
夢は宮大工になること。修学旅行で訪れた京都や奈良で、1000年ほど前の寺社が当時の姿のまま残っていることを知り、「一体、どんな技術が使われているのだろう」と興味を持った。
女性の宮大工は少ないが、「基本技術をしっかりと身につけ、絶対に夢をかなえたい」と目を輝かせていた。
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