ID : 1659
公開日 : 2006年 9月19日
タイトル
木質バイオマスガス化発電 東近江市で試験施設スタート
.
新聞名
北陸中日新聞
.
元URL.
http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/00/sga/20060918/lcl_____sga_____001.shtml
.
元urltop:
.
写真:
.
県と東近江市、ヤンマー(大阪市)の3者が共同で取り組む木質バイオマス(生物資源)ガス化発電の実用化に向けた試験施設の開始式が17日、東近江市鯰江町の市あいとう資材センターで行われた。
3者は今年4月から共同研究の準備に入り、県道の街路樹を剪定(せんてい)した際に出る枝や製材端材、里山の整理雑木や竹などの木質バイオマスを市や県が提供。ヤンマーは同市の施設内に木質バイオマスガス
化発電設備を設置し、ガス化効率など実用化に向けた実証実験を3年間の予定で行うことで合意した。
研究拠点の試験施設はヤンマーが約2000万円で整備。市や県が収集した原料を蒸し焼きにして出るガスと同市が廃食油から精製したBDF(バイオディーゼル燃料)の補助燃料を使って燃焼させ、1日当たり22キロ
ワットの発電を計画している。
ヤンマーは「実用化されれば化石燃料から新エネルギーへの転換につながり、環境に配慮できる」としており、県や市も一般廃棄物として処分されていた枝や竹の有効利用、里山保全、エネルギー自給型地域社会の実
現につながると期待する。
試験開始式で嘉田由紀子知事は「木質バイオマスは、普段はごみになってしまうものなので、ぜひ実用段階までもっていき、県のプロジェクト『もったいない政策』の柱になるよう期待しています」とあいさつ。嘉田知事
ら3者の代表が施設の起動ボタンを押した。
木の情報発信基地では、TOPページを平日毎日更新しておりますが、その更新の中に、報道各社のホームページに
掲載されているニュースを毎朝調べ、昨日掲載された情報を集め、リンク形式の1行にその見出しを掲載しています。
2010年現在で毎日平均15本の広い意味での木に関する情報が掲載されています。毎日更新ですから、次の日には消えて
しまいます。これではいかにももったいないので、アーカイプとして分野別に分けて保存しております。このwebページは
「木材、木工、木製品」に関するものを集めています。2006年から開始しましたが、年に2度程度の更新で情報追加いたします。
情報収集の方法はグーグルニュースの検索で調べるというシンプルなものです。