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ID : 15316
公開日 : 2010年 3月11日
タイトル
木製ガードレール開発大詰め 群馬
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新聞名
MSN産経
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元URL.
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/gunma/100311/gnm1003110142002-n1.htm
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写真:
 
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道路景観への配慮や県産材のアピールをねらい、群馬県が進めてきた木製ガードレールの開発が大詰めを迎えている。過去2度の衝突実験では、接合部が折れるなど強度不足を露呈したが、改良を重ね、3号 目の試作品が完成。近く再実験が行われ、好結果が得られれば専門機関の最終試験に回される。早ければ今秋には初お目見えの見通しで、関係者は「手応えはある」と自信をのぞかせる。(森本充)  木製ガードレールの開発は、県中之条土木事務所職員の提案で、平成20年10月からスタートした。ガードレールといえば、鉄でできているのが一般的。同事務所によると、木製のものは長野県などにあるが、全国的 に珍しいという。
 同事務所は「無機質なガードレールに木の柔らかさが加わる。材木振興のねらいもあるが、優しさやぬくもりをドライバーらが感じる『癒し効果』も期待できる」とそのねらいを語る。
 すぐに、直径16センチのスギの丸太を組み合わせた試作品第1号が完成。翌年1月に1度目の衝突実験が行われたが、20トンの大型トラックを時速30キロで衝突させたところ、接合部が破損して失敗に終わったとい う。
 同事務所と共同で開発を進める県吾妻環境森林事務所は「木には精通しているが、みんなガードレールには素人でうまくはいかなかった」と振り返る。
 交通事故から歩行者らを守る役目を担うガードレールには、強度や弾力性など、国土交通省が定める防護柵の設置基準を満たす必要がある。2度目の昨年3月の衝突実験では、強度は十分改良されたが、トラックは跳 ね返らずに停止したという。
 こうした失敗を教訓に、同事務所は第3号の試作品を完成。跳ね返らなかったのは、ガードレール表面のボルトが影響していると判断。ボルトを深く埋め込むことで、弾力性を確保した。また、トラックより車高が低い乗 用車にも対応するため、過去2作よりも太い丸太を用いるなどして、強度を維持したうえで、丸太の間隔を広げて配置。同事務所は「安全性は完全に守られるはず」と力を込める。
 早ければ13日にも衝突実験を行い、好結果が得られれば、専門機関に最終試験を依頼した上で、国交省に認可を求めるという。
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