ID : 15237
公開日 : 2010年 3月 5日
タイトル
統合の伊那技専木工科 最後の「まつり」で作品展示
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新聞名
信濃毎日新聞
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元URL.
http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_145956
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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県伊那技術専門校(上伊那郡南箕輪村)は6日、「伊那技専まつり」を開く。就職率低迷などを背景に、60年続いた木工科は2010年度から県上松技術専門校(木曽郡上松町)に統合される。人気を集める木工作
品の展示・即売も今回が最後となる。
同校は1946(昭和21)年開校。49年にできた木工科は1年課程で、未経験者が多い訓練生が木製家具・建具の設計や塗装技術を学んできた。訓練終了後はメーカーに就職したほか、独立した人もいるという。
まつりでの展示即売は毎年人気で、家具などを買い求める人のほか、人材を探す事業所の担当者も訪れた。今回も昨年秋に製作を始め、家具やおもちゃなどを一人1~3点ほど出品。体育館に展示し、5千~5万円ほ
どで販売する。
本年度の訓練生は23人。千葉県出身の山地陽一さん(28)は、県外の自動車関連工場で派遣社員として働いていたが、「設計から販売までかかわれる木工品を作りたい」と入校。神奈川県にある西洋家具店への就職
が決まっており、「伊那技専で学んだことを生かしたい」という。まつりに向け、高さ180センチ、幅90センチの本棚を製作中だ。
ただ、経済情勢悪化で同科訓練生の就職活動は苦戦。本年度訓練生のうち就職先が決まったのは4割弱で、他学科を下回る。統合で木工科のある技術専門校は上松だけになる。
まつりは午前9時~正午。入場無料。3次元測定機の展示やロボコンの実演なども予定している。
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