ID : 15102
公開日 : 2010年 2月23日
タイトル
精巧な木製フェラーリ12点
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20100222-OYT8T01585.htm
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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高崎の山田さん退職後作り初個展
自宅で、木製フェラーリに囲まれる山田さん。手前は、自信作の「250GTO」(高崎市竜見町で)
定年退職後、イタリアのスポーツカー「フェラーリ」の木製模型作りに励む高崎市竜見町の山田健二さん(65)が、25日から、高崎シティギャラリー(高崎市高松町)で初の個展を開く。実車の5、6分の1の大きさで、エン
ジンなど細部まで木で精巧に作り込み、流麗で美しい車体を再現している。フェラーリに魅せられ30年。自信作の「250GTO」など出品する12点には「いつかは個展を」と思い続けてきた山田さんの夢が託されている
。
山田さんは、スポーツカーがブームだった30年ほど前、勤務先の高崎市内の百貨店でイベント用に借りて来たフェラーリ「ディノ246GT」に初めて出会った。滑らかな曲線を描くボディーと、独特の甲高いエンジン音
にとりこになった。
以来、専門誌約600冊を集め、カーイベントではフェラーリをビデオ撮影し自宅で何度も見返すうちに、「買うのは無理だが、誰にも作れない模型を作ろう」と決意。転職した広告会社を61歳で退職すると、木製模型の
制作を始めた。
自宅2階の作業では、フェラーリのエンブレム「跳ね馬」の絵の付いた妻・由美子さん(61)手作りの赤いエプロンを身に着ける。
木材は、軟らかく加工しやすいバルサ材を使う。小さい頃には紙や木で機関車や船の模型をよく作ったといい、持ち前の手先の器用さで図面を引いて型をとり、カッターで切る。何度もヤスリをかけてボディーの曲面を
出し、木目が目立たないよう全体を白で下塗りした後、「フェラーリレッド」と呼ばれる鮮やかな赤色などを乗せる。
ハンドルはタイヤと連動しており、ボンネットを開けると、精密なエンジンが現れる。木製座席にはレザーを張り、高級感を出す。長さ約90センチ、幅約30センチ、重さ2~3キロの模型1台の材料費は5万円ほどだ。
年平均3台を“製造”する山田さんの腕は、模型専門業者やフェラーリ専門雑誌社などからも注目されるまでになり、「みんなの前に出しても恥ずかしくないレベルになったのかな」と今回の個展を決めた。
3月3日までの午前10時~午後6時(25日は午後1時から、3日は午後4時まで)。入場無料。問い合わせは山田さん(027・323・6644)へ。
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