ID : 14944
公開日 : 2010年 2月 9日
タイトル
林業で働こう
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000001002080003
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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県内で林業への就職を希望する人を対象にした「林業就業相談会」が6日、高知市九反田の市文化プラザかるぽーとで開かれた。不況の影響や国の支援事業の成果で、過去最多だった昨年を41人上回る104
人が参加した。
県林業労働力確保支援センター主催のこの相談会は05年度から毎年開かれている。この日は県内の森林組合や林業会社など計20団体がブースを置いた。担当者は、参加者が年齢や林業経験の有無などを記入した
「来場者記録票」をもとに仕事内容や待遇について説明した。
南国市の農業手伝い土居稔和(としかず)さん(21)は、1時間並んで話が聞けた。最近まで土木関係の仕事をしていたが、「いろんな資格を取る必要があって難しそうだけど、日雇いの仕事より魅力的だと思う」と話し
た。
同センターによると、木材価格の下落や高齢化など業界を取り巻く環境は厳しい。07年度の県内の林業従事者は1515人で、記録が残る75年度の7463人から減少傾向が続く。
だが、ここ数年はほかの産業の雇用環境の悪化や国が2002年度から続ける「緑の雇用」事業の影響で就職者数が増えている。同事業は、新規就業者に研修を受けさせることを条件に、1人につき月額9万円と研修費
を事業者に助成する制度。同事業を利用して昨年4月までに県内で約530人が就職した。
この日参加した林業会社の経営者の男性(63)は、社員13人のうち8人を同事業を利用して雇った。「この事業がなかったら、県内の業者は半分くらいつぶれていたと思う。今後は、補助金なしでやっていける努力や工
夫をしていきたい」と話す。
一方、同センターによると、新規就業者のうち定着するのは約6割。05年に高知市内の林業会社に就職した浜田光一さん(45)は毎日午前6時から午後7時まで四国全域を飛び回る。「自然の中で働くことに喜びを感じ
る人じゃないと続けるのは難しい」
同センターの雇用アドバイザー西川修二さん(60)は「不況の影響か予想以上の参加者に驚いた。少しでも優秀な人材を確保して、将来に持続可能な林業にしていきたい」と話した。
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