ID : 14912
公開日 : 2010年 2月 5日
タイトル
戦前工法で護岸防災 木工沈床
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新聞名
中国新聞
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元URL.
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201002040034.html
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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国土交通省三次河川国道事務所が三次市中心部の西城川で、馬洗川への合流部付近の水の流れを整える「木工沈床」を整備している。丸太で井形を組んで石を詰める戦前の工法。昨年2~3月の1期に続き、
今月中旬、2期目に着手する。
川は底の起伏があると、深い部分に流れが集中し、護岸がえぐれるなど災害を招く恐れがある。合流部だと、削られた西城川の砂が流れ出し、馬洗川の護岸にも悪影響を及ぼす。そのため、沈床で流れを均一に保つ
必要があるという。
木工沈床は、スギ丸太を縦1・8メートル、横2メートル、高さ1・05メートルの井形に組む。本年度工事では、川幅約150メートルに合わせて井形を横一列につなぎ、川底から約30センチ出るよう埋め、石を枠のなかに詰
める。魚道として井形八つ分は空ける予定。3月中の完成を目指す。
同事務所によると、同じ役割を果たすコンクリート製の床止めは江の川水系の流域に数カ所ある。木工沈床を採用したのは、増水時に万一壊れて流されても、丸太と石なら自然に戻るためという。
流れを一定にすることで観光鵜飼(うかい)の川舟も安全に航行でき、せせらぎ景観の形成にも役立つとしている。
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