ID : 14808
公開日 : 2010年 1月27日
タイトル
大川の木工 名人技一堂に 江戸後期-昭和の欄間など45点展示 清力美術館で開幕
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新聞名
西日本
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/147702
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元urltop:
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写真:
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木工の街・大川市で江戸後期から昭和初期にかけて活躍した職人の作品を展示した「藩境のまち‐ランマ・指物の世界‐」が21日、同市鐘ケ江の清力美術館で始まった。同美術館は「素晴らしい仕事をした名工
を顕彰し、保護・継承するきっかけにしたい」と話している。
同市周辺の古民家や寺に借りた、彫刻が施された欄間や神棚、たんすや文机など45点を展示。
欄間は、江戸時代、柳川・久留米両藩の藩境で活躍した村石一門(久留米)と鐘ケ江一門(柳川)の作品が中心で、黒田多吉の「牡丹(ぼたん)に孔雀(くじゃく)」や、村石繁造の「富士と三保松原」など繊細さと大胆さを併
せ持つ作品が並ぶ。一門の系譜も展示され、大川彫刻の歴史を学ぶことができる。
近年、家屋を取り壊す際に、そのまま欄間が処分されるケースも多く、同館は「図録を作り、できるだけ記録したい」という。
鐘ケ江門下で修業をしていた同市の木彫家、岳野博昭さん(70)は「これだけの作品が一堂に会することはこれまでないし、これからも難しいだろう。欄間は最近の建築事情から、作られる機会は減ったが、その技術は
これからも大事にしたいし、多くの人に知ってほしい」と来館を呼び掛けている。
展示は2月28日まで。31日午後1時半から、岳野さんが大川彫刻の歴史について講演する。また2月7日午後1時半から、欄間彫刻師の鐘ケ江典夫さんが展示作品の解説を行う。
入場料は200円。中学生以下は無料。同美術館=0944(86)6700。
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