ID : 14744
公開日 : 2010年 1月25日
タイトル
生命の宝庫:コスタリカの挑戦 インビオのロドリゴ・ガメス理事長に聞く
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/select/world/news/20100125ddm016040189000c.html
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元urltop:
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写真:
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自然との調和可能と伝えたい
設立当初からインビオの運営に携わるロドリゴ・ガメス理事長(73)=写真・須賀川撮影=に生物多様性への思いを聞いた。
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空気や水、食物、薬品など、人間にとって価値あるものは、すべて生物多様性に由来する。人間も自然の一部だが、現在は人間の手で生物多様性が左右されている。
力を入れているのは生物の目録づくりだ。これがなければ、何が固有種で、何が絶滅危惧(きぐ)種かも分からない。
企業が医薬品開発につながるキノコを採取してもらおうと、日本一の菌類学者に図鑑を渡し頼んだとしよう。しかし、生息地が行きやすい場所であるのはまれだ。到達できないか、成功しても何カ月もかかるだろう。イ
ンビオと契約した方が物事が速く進み、製品の好印象も得られる。知識があることで生物資源を守れるのだ。
また、森を守ることでエコツーリズムもできる。自然破壊を伴わない観光は、木材生産や価格変動の大きいコーヒー生産と異なり、持続可能で安定したビジネスだ。
生物多様性への関心は高まっている。だが、現状に満足しているわけではない。身近な自然の保護やごみ処理は不十分で、排水による汚染は恥ずかしい状態だ。コスタリカはユートピア(理想郷)ではなく、課題は山積
している。
自然と調和の取れた生活が可能だというメッセージを、国内外に発信したい。特に、将来を担う若い世代への啓発活動を強化していきたい。
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